「床の定期清掃は、どのくらいの間隔でお願いすればいいのか」は、院長先生や事務長様からいただくご相談のなかでも特に多いものです。結論からいうと、すべての医院に当てはまる正解の頻度はありません。来院者数、床材の種類、日常清掃の状況、そして予算によって適した頻度は変わります。ここでは、頻度を決めるときの考え方をご紹介します。
頻度を決める4つの要素
- 来院者数:1日の来院者が多い医院ほど、待合室や受付前の床の汚れは早く進みます。
- 床材:長尺シートや塩ビタイルなどワックスで保護する床、ワックスが不要なタイル、カーペットなどで手入れの方法と間隔が変わります。
- 日常清掃の状況:毎日のモップ拭きや掃除機がけがしっかり行われている医院では、定期清掃の間隔を空けやすくなります。
- 季節・立地:雨の多い時期や、駐車場から直接来院する医院では、靴底から持ち込まれる砂や泥が増えます。
場所ごとに頻度を分けるという考え方
院内のすべての床を同じ頻度で清掃する必要はありません。たとえば、来院者の出入りが集中する入口・受付前・待合室は1〜3か月に1回程度、スタッフの出入りが中心の診察室・処置室は状態を見ながら、人の通行が少ないスタッフルーム・倉庫は年1〜2回程度、といったように場所ごとに頻度を分けると、費用を抑えながら院内全体の状態を保ちやすくなります。
剥離洗浄は「床のリセット」
定期的な床洗浄とワックスの塗り直しを続けていても、ワックスの層は少しずつ厚くなり、内側に汚れが閉じ込められていきます。年1回程度を一つの目安として、床の状態を見ながら剥離洗浄で一度リセットすると、その後の定期清掃の効果も出やすくなります。
「汚れてから」ではなく「汚れる前に」
黒ずみが目立つようになってから依頼すると、剥離洗浄など手間のかかる作業が必要になり、1回あたりの費用も上がりがちです。開院から間もない、床がまだきれいな時期から定期的に手入れを続けるほうが、長い目で見ると費用を抑えやすくなります。
まずは現在の床の状態を確認しましょう
適した頻度は、現在の床の状態を見ることで具体的にご提案できます。留福美装では現地確認(無料)の際に、場所ごとの汚れ方や床材を確認し、ご予算に合わせた定期清掃の計画をご提案しています。
